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「自利とは利他なり」

私達の心には、「自分だけがよければいい」と考える利己の心と、「自分よりも他の人を助けよう」とする利他の心があります。利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、誰の協力も得られません。自分中心ですから視野も狭くなり、誤った判断をしてしまいます。

一方、利他の心で判断すると「人によかれ」という心ですから、まわりの人みんなが協力してくれます。また視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。

より良い仕事をしていくためには、自分だけのことを考えて判断するのではなく、まわりの人のことを考え、思いやりに満ちた「利他の心」に立って判断をすべきです。

自分の利益も考える。だが、自分だけが利益を取るのではなく、取引であれ、なんであれ、関係を結ぶ相手も同時に利益を取れるようにする。いや、むしろ相手の利益を第一に考える。相手が利益を得るようにすることで自分も利益を取る。それが利他ということです。哲学や理念の核となるのは、利他の心なのです。「利他」は「思いやり」とも「優しさ」とも言い換えることができます。

人間は物事を考える時に、それは自分にとって都合の良い事なのか、悪い事なのか、自分がそれで儲かるか、儲からないかというふうに、自分を中心に据えて物事を判断しがちです。ところが、利他の心で判断すると、相手のことを第一に考えるわけです。これは一見損をしたように見えることもありますが、後で必ず双方にとって良い結果をもたらす事になるはずです。

自分自身のことよりも、相手のためになることをしようと思う心、それが利他の心です。